コーヒーの先物取引
コーヒーも先物取引の商品として取引されていると聞くと意外に思う人もいるかもしれません。しかしコーヒーはいまや全世界で愛好されている嗜好品。商品としての価値は非常に高いものがあります。しかも、天候相場の影響を受けにくいという特徴があるため安定した投資が見込める商品としても人気があります。
そんなコーヒーの先物商品として有名なのがおもにブラジルで生産されているアラビカコーヒーと、アフリカ原産のロブスタコーヒーです。アラビカコーヒーは呼値が69kg、一方ロブスタコーヒーは100kgとなっています。倍率はどちらも50倍です。
相場の変動要因としてはおもな産地の天候事情がまず大きく関わってきます。世界最大のコーヒーの産地はブラジル。世界の3~4割程度を占めています。天候事情へのチェックが不可欠となるのでしょう。
それからもうひとつ、アメリカ農水省(USDA)が発表するコーヒーの需給見通しもあります。こちらの方がわかりやすいためより重要といえるかもしれません。また、コーヒーの場合、生産の増減による価格の変動よりも投機的な面での変動が多いため、需給の動向は見逃せません。コーヒーは情報を入手する手段が限られており、先物商品としては初心者向けとはいえないかもしれません。それだけにうまく相場を読むことで安定した投資と利益を生み出すことが期待できるのです。